耐久性

耐久性に優れた長寿素材

ゴムの最大劣化要因であるオゾンによる30年以上の耐候試験をクリア。 さらに、通常より過酷な試験条件から実際の使用環境では100年以上の耐久性能。 また、橋梁用支承ゴム基準の劣化試験にもパス。

ゴムはズレない

キソゴムはゴム特有の性質により、摩擦係数0.7という滑りにくさを持っています。 これは加速度に換算すると686galで、震度7以上の揺れでもズレることがありません。 また、建築作業中の様々な衝撃により基礎からズレ落ちることもありません。

木を超えた耐熱能力

木の発火限界値といわれる270℃を上回る300℃で1時間の耐熱変形試験をクリア。 万が一の近隣火災などによる輻射熱でも変形することなく、建物の不陸の心配がありません。

驚異的な衝撃吸収

反発弾性試験において、エネルギー残留率が2.8%。 つまり、97.2%の衝撃エネルギーを緩和・吸収。

耐薬品も大丈夫

JIS規格に基づく土木・建設材料の耐薬品試験・5時間浸析に於いて異常なし。 市販の防蟻・防腐剤の浸析・塗布実験でも異常なし。

強靭で腰の強いゴム

1枚あたり279t以上の圧縮強度を持ち、5tの力の引っ張りにも耐え、5倍の長さに引き伸ばしても破断することはありません。 また、4倍の伸長時の復元応力は3.5t以上という非常に優れたゴム特性を持っています。

試験項目 測定値 単位 備考
引張強さ 252 kg/cm2 引張りによる破断前の最大応力
引張応力 45 M100 kg/cm2 100%(2倍)、300%(4倍)の伸長率時のゴムの応力(復元力)
181 M300
伸び 445 % 引張り破断時の最大伸長率
反発弾性 2.8 % 衝突エネルギーの残留率
圧縮強度 2,000 kg/cm2 試験機限界値(2t)までの荷重
耐熱変形 300 ℃/h 1時間加熱後、形状観察・寸法測定
耐薬品性 異常なし JISK 6745
静摩擦 0.7 無荷重時、コンクリート面に対する静摩擦係数
オゾン劣化試験 異常なし

(1)40℃、オゾン濃度25pphm、伸び20%、期間30日

(2)40℃、オゾン濃度50pphm、伸び20%、期間96h

※JIS規格またはこれに準じる試験方法による。